土用干し編


今年は、梅雨が長かったので土用過ぎてからの土用干しとなった。
ときどきカビが発生していないかチェックするつもりだったのに赤紫蘇を入れてから(6/28)、一度も蓋を開けて様子を確認しないまま今日が来てしまった。
うー!!初期のカビならなんとかなるらしいが、爆発的に増えてたらどーしようと恐る恐る蓋をあけたところ....大丈夫だった。
塩は控えめだったし、梅が少し痛んでいたので、結構ヤバイかなっと思っていけど、良かった良かった。

6.メインイベント土用干し98/08/02

今日は自治会の用事があったので、寝て曜日だが、早く起きられた。
まず、新聞を下敷きして、そこへ昨日、洗っておいたザルを置き、漬け容器から梅を菜箸で1ケづつ丁寧にザルへ移す。(当然、梅を山にしたらダメ!)
やはり赤紫蘇の分量を半分にしたので、梅の赤みが去年より薄い。
梅をよく見ると部分的に痛んだまま、漬けられているものがある。やはり梅を買ってきた時、すぐにパックから出してザルに広げておくべきだった。(後の祭り)
梅はデリケートなものと心に刻むが、私のことだからまた来年も同じ失敗をしそう....(TT)

梅を移し終えたら、紫蘇もザルへ移す。(紫蘇は紫として食せ、梅酢も調味料として重宝する。)

梅、紫蘇とも移し終えたら、ザル、漬け容器(梅酢入り)、菜箸すべてを天日干しする。
ここで昨年、私は戸惑ってしまった。
よく料理本に田舎の縁側で梅が土用干しされている写真が記載されているが、実際に自分がそれを行おうとしたとき”虫(ハエとか)が梅にひっついたらどーすんだ?バッチイじゃん。”という素朴な疑問が浮かんできた。
白菜の漬物なんかは干した後、洗ってから漬けるのでキレイなんだけど、梅干しの場合、土用干しの後に水洗いするなんて聞いたことないし、誰かに聞くにも身近に梅干し作る人なんていない。

そこで思い付いたのが食卓でつかう埃避けのカヤみたいなやつ。(正式名称はなんだか分からない。)
それを被せて万事OKとなった。(他の人は、どーしているのだろう?そんなことは気にしないのだろうか?)

朝から干して、昼過ぎに干してあった菜箸で梅を引っくり返す。(天日干しとはいえ裏側までは、乾燥しないので必ず引っくり返して、全体的にまんべんなく日光を当てること。)

夕方になったら取り込む。

土用干しは3日続けて行うが明日からは平日なので妻に頼んだが、ときどき雨であったので室内での土用干しとなってしまった。本当は最後の1日は夜通し外に出しておき夜露にあてると良いらしい。

四日目の朝、出勤前に梅と赤紫蘇を菜箸で1ケづつ広口ビンに移して、今年も自家製梅干しの完成。

さっそく試食してみる。う!!なんかニガしょっぱい。梅干しって酸っぱいものなのに、昨年同様しょぱくなってしまった。塩分は随分減らしたのだけど....

やっぱりすこし(4年位)ねかしておかないといい味がでないのだろうか?

一週間後、弁当に梅干しを発見。また妻が私のことわりなく勝手に弁当に入れたのだ。(4年寝かすといったろーが...ブツブツ)
またニガしょっぱいだろーと思って口にいれたが、これはうまく出来ていた。
そーいや去年も出来具合にバラツキがあったよーな???
きっと漬ける時、最後に上からドッチャリ塩を被せたが、中間の層にも、もっと塩をまぶし梅全体に均等に塩が行き渡るようにしなくてはいけないのだろう。そーだ!そーだ!そうに決まった!!
だから上のほうにあった梅はしょっぱくなってしまったのだ。ウーム私の場合、ココにポイントがあったのだ。

よーし来年もヤルゾー!!(^O^)|

以上で今年の梅干し作りの紹介を終わらせていただきます。読み返すとネットサーファー(死語)への紹介というよりも私的なメモ代わりといった感じのHPとなってしまいました。
写真が殆どないのもHPとしては寂しいかぎりです。
友人に漬物はいーものだよ。と勧めますが、まだ自分で漬けようという人はいません。(人それぞれ趣味は違うからしょーがない。)
自分で時間をかけて漬物を作り、それを食したときに喜びがあるんだけどなー。(多少味が悪くとも)