☆☆☆☆☆☆☆☆☆Xportがおもしろい☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【注意】
本文はネットワークに無知な人間の最近覚えた知識が記載されています。文中説明に間違いがあるかもしれません。ご容赦ください。


Xportのインターネット経由の為の設定

LANの接続はひとまず出来た。
色々調べると、LANだけではなくインターネット網を中継して通信ができるらしいことが判った。
Xportに接続されたデバイスが、世界中からアクセス可能になる訳だ。
ただ実際にどうやるのか具体的に説明されているサイトが探し出せなかった為、色々調査して実際にインターネット経由の接続が確認出来たので、本サイトにて説明をする。
@LAN上のXportに固定プライベートIPアドレスを与え、デフォルトゲートウェイを設定する。
プライベートIPアドレスの固定方法は前ページで既に述べた。
(自分が操作したNTTのルーターはDHCP割当てアドレスの範囲内外を問わず、XportのMACアドレスと固定したいプライベートIPアドレスをリンク設定することでも可能であった。)
あとはDeviceInstallerのWebConfiguration(WebManeger)にて、
デフォルトゲートウェイの設定欄にルーターのLAN側プライベートIPアドレス(192.168.1.1など)を入力しXportに記憶させる。

AルーターのNAPT(IPマスカレード)設定を行う。
Xportのシリアルポートへのアクセスはポート番号10001を使用している。
NAPT設定とは、ルーターのWAN側のグローバルIPアドレスのポート10001へのアクセスをXportに割当したプライベートIPアドレスの10001へ橋渡しする機能設定。
ルーターの設定方法はメーカーや型名により、それぞれであるが、NAPT、IPマスカレード、ポートフォワーディング等の設定についての記述があれば可能と思われる。
簡単に言うと設定方法は、WebサーバやFTPサーバを開設する方法と同じである。
従ってこれらサーバーを開設している人は、知識と実績があるので、何も障害、問題もなくXportをインターネット経由でアクセス出来るだろう。

Bインターネット経由の通信チェックは1回線ではルーターの仕様上、不可能である。
上記設定が終了したらルーターのグローバルIPアドレスを調査(確認くんなどで判るが、下記リンクでもOK)し、TelnetやTeraTerm等でポート10001にアクセスすればよいはずだったのだが...。
これには最初戸惑った。個人宅などは通常ネットは1回線しかないので、
イメージとしてはルーターのグローバルIPアドレスをアクセスする訳だから、一度インターネット網にパケットが出て何かしらのサーバーがリクエストを自分のルータに戻してXportにアクセス可能!!と予想していたのだが、結果は”接続出来ません。”とのメッセージが表示されるのみ。
これも調べた所、ルーターの仕様でLANからインターネット、インターネットからLANのルート接続は行うが、LAN→インターネット→LANという接続は出来ないらしい。
ちなみにWEBサーバーを開設して同じ様にルーターのグローバルIPアドレスをWEBブラウザに入力すると、WEBサーバーのHPではなくルーターの設定画面が出てしまうらしく、この辺もWEBサーバを立ち上げている人には常識の範疇なのだろう。自分は素人でしかもターミナルソフトからのメッセージが”接続出来ません。”だけだったので、原因究明に時間がかかった。


    ネット1回線では、このようなイメージのアクセスは出来ない。

つまりXportへのインターネット経由の通信には、別系統のネット回線がもう一つ必要である。1回線しかない場合、街のホットスポットからアクセスするか知人に頼む等でクリアするしかない。
ただし1回線だけでも、ルーターのポートの開放を調査できるサイトがあるので紹介する。

こちらのサイトで自分のルーターのグローバルIPアドレスも判るし、スキャンするポートに10001を入力して、Xportの電源ON/OFFに同期してポートの開放/遮断がモニターできれば、まずは問題ないと思われる。
またポート開放確認時、XportのLEDが点滅する。これは、外部よりのパケットアクセスがXportに到達している証拠である。

【注意】
会社のルーターの設定を変更したり、特定ポートへアクセスを行う場合、事前に必ずネットワーク管理者に相談、確認を取る必要がある。


2008/3/15

簡単用語説明

MACアドレス ハードウェア固有の48ビットアドレス。IPアドレスと違い世界で一つだけのアドレス。


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