ポータブルUSB HDDがカチカチ音が鳴り出して動作が不安定になった。
ポータブルUSB HDDは、これで何台目だろう。 よく壊れる印象しかない。 今回、以前から気になっていたネットワークHDD(NAS)を導入してみることにした。 自宅にPCは複数台あるので、それぞれのPCからネットを介してファイル読み書きできれば、 結構使い勝手はある。 現在、一番売れてるらしいBUFFALOのLS210Dをポチってみた。 |
まずはアプリでセットアップ。 アプリ介してのデータアクセスかと思っていたが、Windowsエクスプローラのネットワークにちゃんと表示される。 (アプリをインストールしていないWindowsPCでも認識される。) これはいい。 アプリを使って色々フォルダ設定可能なのだが、なんとWindowsXPにも対応していた。 これで古いPCのデータもNASにバックアップ出来る。 しかし自分の古いPCはWindowsXPとUbuntsuのデュアルブートにしていて 現在は殆どUbuntsuで使用しているので、Ubuntsuのデータをバックアップしたいのだ。 んで、 Ubuntsuを起動してWindowsXPのFAT HDDをマウント。 ↓ UbuntsuのデータをFAT HDDにコピー ↓ WindowsXPを起動して、データをNASにバックアップ とすればUbuntsuデータのバックアップも出来ないこともないのだが、 ・面倒 ・WindowsXP自体もう古くて遅くて使いづらいので、ほぼ起動することがない。 ので、 出来れば直接UbuntsuでNASを繋げたい! んで、ネットで先人のレポートを調べてよく意味も判らずコマンド打込んでたらマウント出来ました。w ホント今はネットで情報見れてよい時代だ。 ネットなければ、こんなに簡単に短時間で一人では出来ないし、 そもそもやろうという意気込みさえ沸いて来ないだろう。 |
それでは順を追って説明をば。 Linuxコマンドを打ち込む前に事前準備として まずはLS210DのプライベートIPアドレスが、 毎回電源投入の度に変わると、指定が出来ないので、IPアドレスを固定してやる。 通常は、 ルーターのDHCP機能で、それぞれネットデバイスにプライベートIPアドレスが自動割り当てされていると思うが、 ルーターの設定画面に入り、LS210Dを固定IPで登録しておく。 (ルーターへの固定設定にはLS210DのMACアドレスも必要。) 以降、例として、192.168.3.4とする。 あとはWindowsで予めLS210Dにフォルダを作っておく。 以降、例としてdataフォルダを作成済みとする。 |
UbuntsuでのLinuxコマンドでのマウント方法については下記の通り 1.cifs-utilsを導入(初回のみ) ファイル共有システムとして、ファイルシステム cifs でマウントするため、cifs-utilsをインストール。 % sudo apt-get install cifs-utils 2.マウント用ディレクトリの作成(初回のみ) ルートの下にmntフォルダがあるので、その下にnasフォルダを作ってやる。 % sudo mkdir /mnt/nas 3.下記コマンドでNASをマウントする。 sudo mount -t cifs -o username=admin,password=********,dir_mode=0777,file_mode=0777 //192.168.3.4/data /mnt/nas ※.password=********は、NAS Navigator2 (Windowsアプリ)で最初に設定したパスワード。 4.ファイルが見れるか確認 % ls /mnt/nas (GUIでも確認出来ますが…。) マウントを外したいときは、 % sudo umount /mnt/nas 以上、Ubuntsu14.04で動作確認済 |
追記1 よく使うWindowsのファイル同期のソフトRealsyncでNASに同期取れるのを確認した。 (NASNavigetor2にリアルタイムで同期してくれる設定もあるが、別にそこまで求めてないのだ。) 追記2 Ubuntsu14.04をインストールしたPCは、約14年使用しており電源が不安定になってきたので、 別のPCにUbuntsu日本語フォーラムから、ダウンロードした Ubuntsu 20.04.1LTS をインストールした所、↑のような事をせずとも、ネットワークで、普通にNASが認識された。 凄いなUbuntsuの進歩。 2021/12/13 |