Ubuntsu10.10とWindowsXPのデュアルブート
【PC環境】
PC:GALLERIA(DOSPARA)
Cドライブ:SATA500GB(WindowsXP)
Dドライブ:IDE160GB(Ubuntsu)
【人スキル】
Linuxって何?レベル
あらすじ
Linux100%という本を初めて購入し、付属のLinux100%オリジナルUbuntsu10.10をPCにインストールしてWindowsXPとデュアルブート環境にした記録(メモ)。
なんでもUbuntsuは、インストール時に1台のHDDでも、Windowsのパーティションを切り直し出来るらしい。
自分はWindows環境をなるべく弄りたくない(壊したくない)ので、殆ど使用していない別の内蔵HDD(IDE160GB)にUbuntsuをインストールした。
Linuxに無知な自分がネットで調べながらなんとか無事手動インストールできた。
【注意】
インストールしたUbuntsuは、Linux100%のオリジナルだが、インストール作業は、ほぼ同じだと思われる。
この記録は、WindowsXPマシンに内蔵された他のHDDにUbuntsuをインストールした場合の一例であり、PCの構成やインストール先で手順は変わるので要注意!!
最初操作ミスによるWindowsXP環境を壊さない為に、WindowsXPがインストールされているSATA500GBを物理的に外しておいた。
HDDはIDE160GBのみとし、UbuntsuライブCDで起動してIDE160GBがsdaで認識され、そのままインストールしたところ、IDE160GBからUbuntsuの起動を確認したが、
SATA500GBを接続した所、IDE160GBからUbuntsuが起動しなくなった。
Ubuntsuインストール時にハードウェア構成をチェックしていたようなのでSATA500GBを接続した事が原因かと思われる。
従って下記手順は、BIOSで2台のHDDが認識された状態での手順である。
まずはDVD(CD)ドライブから、UbuntsuLiveCDで起動する。
(PCのBIOSにて起動順序の設定でDVD(CD)ドライブを優先させておくこと。)
左上のアイコンLinux100-のインストールをダブルクリックする。
ウイザードが起動する。
最初は言語の選択。当然日本語で。最低7.2GB空き容量が必要らしい。 ディスク領域の割り当ては、
HDDを選択しパーティションも切り直すので、
”手動でパーティションを設定する”を選ぶ。sdaで認識されているのは、WindowsXPがインストールされているSATA500GBのHDD。
間違ってこちらのパーティションを切ってしまうと、
取り返しのつかないことになる。インストールするのは、コッチのsdb。
2度目のインストールなので
ここでは、すでに
sdb1:ext4:34842MB
sdb6:swap:6143MB
sdb5:ext2:122935MB
の3つにパーティション切った結果だが、
最初は、
40GB
120GB
の2パーティションであった。40GBの時、sda1を選択し変更ボタンを押すことで、
パーティションの編集が可能となる。
パーティションサイズを34842MBに設定し、
Linuxの核は、ext4ジャーナリングファイルシステムというフォーマットを指定するらしい。
パーティションの初期化にチェックを入れ、
マウントポイントは”/”(Linuxのルートらしい。)とする。上で40GBのパーティションを減らした事により余った領域をSWAP領域として割り当てる。
UbuntsuのSwap領域はそれほど要領は必要ないらしいが、インストールには最低領域割り当てしないと警告メッセージが表示される。120GBの空きパーティションを/homeに設定する。
/homeはアプリの設定やさまざまな情報が保存されるらしく、別にパーティションで設定しておくとUbuntsuのバージョンアップ時に/homeの保存ファイルは、そのまま利用可能らしい。
ファイルシステムはNTFSを使用したかったのだが、
Ubuntsuではファイルとして完全に機能しないとメッセージが表示されてしまった。最後にブートローダーを選択する。
ここでsda1を選択してしまうと、WindowsXPのブートローダーを書き換えてしまい、Ubuntsuを削除したらWindowsXPが起動しなくなる。
(そのときはXPのCDから回復コンソールで修復可能なようだが。)
BIOSのHDD起動順序設定で、それぞれのブートローダーを使用するには、Ubuntsuをインストールするsdb1をブートローダーのインストール先に指定する。
インストールボタンを押す。
その後、ウイザードが進みユーザー名とパスワードを入力すればインストールは終了する。
以上でBIOSの起動順序設定によるUbuntsuとWindowsXPのデュアルブート環境が出来た。(2011/05/05)
しかし起動順序を毎回BIOSで選ぶのは、面倒で使い勝手が悪い。
あまり頻繁にBIOS変更するのも何か怖いし。(気分的なものだが。)
以前、ELMさんのMBMを使用したことがあったので、今回もインストールすることにした。
GALLERIAにはFDドライブがないのだけど、MBMR0.39は、ブート用CDのISOファイルが公開されていた。
このCDから立ち上げるだけでもブートするOSを選ぶ事は可能だが、SATA500GBにMBMをインストールして終了。
これで大分使い勝手が良くなった。
(2011/05/06)