2007 YZF-R1 リヤブレーキパッド 交換



ショップにスパークプラグ交換して貰った時、リヤブレーキパッドがそろそろないと言われてから、
500Kmを走行。(笑)

そろそろヤバイので、前回同様自分で交換することにした。
今のパッドは、
Dytonaのハイパーシンタード72439。
メーカー曰く耐久性アリとのことだったのだが、5000Km程度で終わってしまった。
(DJBEL250XCは3万キロも持った。車種全然違うけど。)
ちょっとライフに不満あるが、また適合品を調べるのが面倒という安易な理由で
今回も同じものをポチった。
しかし。
ジャジャーン!
今回は秘密兵器があるのだ!
キャリパーピストンツールといって本来はブレーキピストンをオーバーホールで外すものなのだが、
これでピストンを回転させて洗浄ブラシの届かない裏側を表に持って来れるのだ!
さっそくキャリパーを外す。
外すのは何も問題なし。サクサク。
古いパッドを取り外す。前回よりは少し残っているが、もう交換時期だろう。
ピストンを中性洗剤でブラシがけして洗浄。
キャリパーピストンツールでピストンを回転させてみたら…。
奥側にはまだこんなに汚れが!
やはりブラシが届くところだけの洗浄ではダメですね。
このままピストン押し込んだらシールが痛むのは明らか!
パッドを交換し、キャリパーのパッドピンとホルダーボルトをパーツクリーナーで洗浄後、
グリスを付けておく。

ピストン押し込み時、マスターシリンダの蓋を開けておいたのだが、
グッと少し押し込みすぎたらフルードが溢れて漏れてしまった。
あー!塗装がハゲるー!
失敗した。余裕かませすぎた。
バイクを真直ぐにしてマスターシリンダーにはウェスを巻いておくべきだった。
次は慢心で失敗しないようにココでメモっておく。

ここで、あれ?ブレーキパッドってこんなブラブラしてていいんだっけ?と悩む。
パッドピンを通した側だけで固定してるので、そこを中心にして反対側が振り子のようにブラブラする。

車体側でブレーキパッドの反対側が収まる形状になっているので、それでOK。

前回14mmのホルダーボルトが中々締まらなくて(ネジ切ったかと思った。)苦労したことだけはハッキリ覚えている。
今回どうかと…。12mmと14mmを交互に締めていくがやはり14mmが重い。
大丈夫か?大丈夫か?ネジ切ってるような…。
嫌な重さがあるまま締めていく。
何とかボルトを回しきれたので大丈夫みたい。
今回1回で締めることは出来たが、とにかくネジ切りそうな不安があるので出きることなら、もう触りたくないが又来年あたり交換するのだろう…。



その後、R1にのったまま足でバックしたら妙に重い。
降りて押し引きしたら変な音が…。
完全に引きずってる…。
今回ピストン洗浄したんだけどなー。
気が思いが、
もう一回パッドピンとホルダーボルトを外してみてダメならオーバーホールかも…。
取り外し後、ガタガタ遊びを気にしながら組み付けたら直った。
14mmのホルダーボルトの締め込みが重いのも、どうやらボルトをカバーしているラバーを噛んでいるようで、
ボルトを挿入する前にボルト穴にラバーが噛まないようにしてやれば、
割とすんなり締めることが出来た。




またまたその後、数百キロ走ってもブレーキング時の泣きが止まらないので、またバラしてピストンのモミだしをした。
確かに最初はピストンの動きが固かったが、何度かモミだししている内に、ブレーキ解除でピストンが少し戻る動きが
確認出来たので組付けたところ、ブレーキの鳴きが収まった。

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